パソコンについて

ホームページの体裁を変えようと勉強を始めた。インターネットの世界では様々なブラウザが考案され、かつてのI.E(インターネット・エクスプローラー)と N.N(ネットスケープ・ナビゲーター)戦争も影を潜め、優秀なソフトが次から次へと排出されている。
OPERAやFireFoxといった名称の面白い物も出ている。
ホームページを見せる側は、かつてのHTMLでタグを打つだけでは対処出来ないような複雑なレイアウトを可能にしたCSSを使用しての綺麗な画面表示となっている。双方向性が当たり前になってきた現在、Blogは出来て当たり前。掲示板も書き込みが色々の体裁で増えている。この様な世の中の動きを勉強しようと、少し重い腰を上げてみた、がなかなか手強い。新世代のWebサイト構築に欠かせないのがPHPとデータベース(MySQL etc.)を扱えるサーバー。
幸い、マックの場合は簡単にローカルで疑似サーバーを体験出来るので色々インストールして試験をしている。
ソフトの選択には、MacOSXで動作し、GPL準拠で、トラックバックが可能、入り口にあたるページのデザインが変更可能なもの。をさしあたりの基準とした。
知識不足でインストールの手前(環境は総てクリアしていますとコメントがでる)まで行ったのだが、いざインストールの.phpファイルで躓くのでMovableTypeは断念。(いまだにファイルの手直しが進んでいません)そんなことから、Nucleus Xoops P-BLOGにトライした。
NUCLEUSは私の出身校王立ブリュッセル音楽院のあるベルギー発なので先ず試してみた。説明書のバージョンと違うので時折本の通り入力しても先へ進めないことが起きる。しばらくして結局はMySQLの使い方に熟知していないとどうにもならないような気になり、集中的に勉強開始。見通しは甘かった。動かしているのは結局PHPの命令であり、データが出来たところで出し入れが出来ないと宝の持ち腐れ状態でしかない。NucleusもP-BLOGも所詮ブログ系のページにしかなり得ないのでMvableTypeを含めて一時中断することとした。サーバーの問題さえなければと、一番興味を引かれているのが目下の所XOOPSで有る。同じような名前のXOPEは私のMacでは走りそうもないので断念。 いろいろなモジュールと呼ばれるものを組み合わせて運営することが出来るとのこと。情報の扱いの安全面でもProtectorというモジュールを使用することで対処出来そうな情報にも出会い、心配事は殆どクリアしてくれている。プラグインという概念もなかなかよく分からなかったが、使ってみる内に意味合いも把握出来るのでホッとしている。
分からない世界を知ることは、自分自身の欠点を見いだせるチャンスでもある。知らないこと、分からないことをきちんと仕分けて、分類し筋道を正しく取れば自ずから先が見通せる。
 幸い、私の生業とする音楽などと違って、感情という複雑なものを扱うことがないので、冷静に対処すれば答えが導き出されてくる。
 しかし、逆に考えれば、感情を見向きもしない精神が育まれる危険性もコンビュータについて学習するという中に潜んでいると言うことである。
 やはり生きた人間として論理性とあいまって情緒が育まれる世界こそ、子供達がどっぷりとつかっていても安全な世界なのだと思う。