がまんについて

我慢する事が少なくなっているのだろうか?
デパートの初売り風景にもビックリさせられる。
今持っているものに飽きたらず、何をさらに持ったら満足するのでしょうか? 人を押し分けてでも、自分の欲しいものは手にする。なかなか根性があって素晴らしい事なのかも知れません。でも、その一方で、着るものや食べるものにも事欠く人々もいる事を忘れないで欲しい。
ちょっと自分が優しくなる事。それはほんのわずかでも我慢をして、人の為に譲る。というのは空しい事なのでしょうか?
地球温暖化を防ぐ対策について色々知恵を出し合っているようですが、根本的な解決法はまだまだのようです。
ちょっと我慢をする事を念頭に置けば案外身近な所に解決法が転がっているかも知れません。
たとえば、テレビの放映を深夜は止める。
そうすると、電波を出している側、受け取る側双方の電気の消費が減りますからトータルな意味での省エネになります。電力を作る為のエネルギーを節約出来て空気も少しは良く成るというものです。
それとペットボトルの生産を減らす。みんなで出来る事はペットボトルを使わない事を申し合わせる事です。ゴミ消却から排出される汚染物質もへり、石油の消費も減り、良い事ずくめですよ。ちょっと重たいとか、壊れやすいから、とかで使われなくなったガラスの瓶を使う事を実行しませんか?
形有るものは必ず滅す。といにしえの人は教えてくれました。
だから、壊れないように大切に、大事に扱う事を身につけたのです。
壊れないようにする事は、気持ちを荒廃させる事と同じ危うさがあります。
学校給食の食器を、昔のように瀬戸物にする所も出てきました。問いも素晴らしい試みだと思います。良い方にも悪い方にも、塵も積もれば山となるです。日常の一つ一つの小さな積み重ねが、この地球をいつまでも住みやすいものにするのだという事を、皆さんと共に大きい声で訴えていきたいと思います。
人の心や知恵について色々考えてみたい方は
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