再び、育てる

世界で一番木を植えたと言われる人がこの日本にいる。
寺脇 昭氏が、その方である。
先日ラジオで講演の最後の方だけ聞く機会があったのだが、講座の最後に言われた言葉がとても印象的だった。
植物は、その基本となる環境を考えて植えてやらないと生育しない。
表面的な見てくれだけを優先して植えると、木々が森にまで育たない。
その土地土地にあったものを選んで、お互いの樹の関係をきちんと取ってあげれば何十年何百年と経つに従って森を形成する。そうしてできあがった森は、様々な試練(大風、台風、火災など)にあっても必ず生き残って、再び緑豊かな森に再生していくとの事でした。浜離宮の木々も、空襲や関東大震災の炎から生き延びてきた証拠なのだそうです。
本物は、どんな状況下にあっても必ず生き続ける。
どんな困難にあっても、びくともしないものが本物。とおっしゃっていました。
今の世の中に、本物と謳い文句を並べている割には、柔なものが多いのにビックリしていますが、“本物”“ほんまもの”等と表現する事を我々の手で排除しようではありませんか?
手間と時間をかけられるのが、本物の第一歩なのではありませんか?
皆さんは如何お考えですか?

とんねるずの「食わず嫌い」に出演のシャラポアさん。
「子供達がどうしたらテニスが上手くなれるか」というに対して
最後にアドバイスを一言。

『ベストを尽くす事。後で後悔したくないから、やれる事は総てやる。』
という言葉をくれた。

やはり世界一になる人は、努力の人。
共通の考え方をする。

日本の子供達!そのような彼女の姿を目の当たりにしたら
自分自身でベストを尽くす事を、学び取ってください!